暑い日が続く心配な夏バテ。どんな対策が必要なのでしょうか？おすすめの食べ物と一緒にご紹介します。
そもそも夏バテってどんなもの？
夏バテは病気ではありません。夏の高温多湿や室内との気温差などが原因となって引き起こされる、疲れやすさ・だるさ・食欲不振・イライラする…などの様々な症状をまとめて夏バテと呼んでいます。
夏の高温多湿や気温差は体にとってストレスになります。ストレスがかかると、自律神経が乱れてしまい、様々な症状が引き起こされると言われているのです。
夏バテの食事対策はバランスの良い食事が基本！
夏バテ対策の基本は、からだにとって必要な栄養素をしっかり摂ること。つまりバランスのよい食事が大切です。特に夏場そうめんなど麺類などで済ませがちになりますが、肉やツナ缶、たまごなどのたんぱく源と野菜の両方をトッピングするとバランスが整います。
夏バテ対策で特におすすめ食材
（１）モロヘイヤ
夏バテはストレスに対する反応です。モロヘイヤにはストレスによって必要量が高まると言われているビタミンCが多く含まれています。更に、免疫機能に関わるビタミンAや血流をよくするビタミンEも豊富です。
（２）ささみ
ささみにはたんぱく質が豊富。たんぱく質もストレスによって必要量が高まると言われている栄養素のひとつです。脂肪が少ない部位なので、食欲がない時でも食べやすいです。
（３）酸味のある食材
人の体は酸っぱいものを見ると唾液が分泌される反射がおきます。唾液の分泌がおきると、連動して消化液も分泌され消化が促されます。その結果、食欲がわいてくると言われています。レモン汁やお酢、ポン酢などの調味料を上手に取り入れましょう。
永吉みねこ
管理栄養士
「献立に悩む女性のための出張料理＆栄養レッスン」主催。 簡単・おいしい・栄養◎なレシピをモットーに1,000以上のレシピを提供。
レッスン受講者は300名以上。女性セブンや各種WEBへのレシピ記事提供、栄養カウンセリングも行う。
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