自宅で過ごす時間が長くなると、ついついお菓子に手が伸びてしまう方も多いのではないでしょうか?

適度な量であれば、リフレッシュやリラックスに役立つ「おやつ」ですが、食べ過ぎたり惰性で食べてしまうと、健康を害したり、太ってしまう原因にもなります。

今回は、おうち時間をより快適に過ごせて、しかもおやつを食べても太りづらくなる方法「マインドフルネス的おやつの食べ方」についてご紹介します!

【マインドフルネスに関する以前の記事はこちらから】
【マインドフルネス】心を整えるマインドフルネスとはどんなものか
【実践編】マインドフルネスを日常生活の中で鍛える方法を紹介!

普段おやつをどうやって食べていますか?

マインドフルネス的おやつの食べ方は「何を食べるか?」よりも「どうやって食べるか?」が大切になります。重要なポイントは以下の3つです。

  • よく噛んで食べましょう。
  • 大皿ではなく、小皿に盛り付けましょう。
  • 食べる事に集中しましょう。

「おやつは食べたい!でも太りたくない!」といったダイエットをしたい方が気を付けるべきこの様なポイントは、実は「マインドフルネス的おやつの食べ方」にも共通するのです。

マインドフルネス × おやつの時間

マインドフルネスとは「今 この瞬間を 評価や判断する事なく ただ見ること」と、以前の記事「【マインドフルネス】心を整えるマインドフルネスとはどんなものか」にてご紹介しましたが、これをおやつの時間に当てはめてみると、

「今 この瞬間 口の中に入ってきた物(おやつ)に 全意識を集中させ その味 温度 食感 口の中で起こる変化を ただ見る」

となります。それでは早速、具体的な実践方法をご紹介しましょう!

「マインドフルネス × おやつの時間」の具体的なやり方

  1. テレビやPCの電源をOFFにして、スマホも目の届かない場所に移動させます。
  2. おやつを小皿にうつします。
  3. 何も乗っていない机に、その小皿だけを置きます。
  4. まずは30秒間、そのおやつを見て、形のいびつさ、色の違い、においなどを観察します。
  5. 1つ口の中に入れて、30秒間は飲み込まず、舌触りや味、噛んだときの食感、温度の変化などを感じてみます。
  6. 十分に味わったところでゆっくり飲み込みます。
  7. 数秒間、後味を楽しみましょう。

この様に食べると、自然と噛む回数が増え、満福中枢が刺激されるので食べすぎを防ぐことが出来ます。
また、目の前にある「おやつ」に集中して、存分に味わう事で、少量でも満足感が得やすく、ダイエットにつながると考えられます。

オススメのおやつ:心から食べたいと思える物を選びましょう!

この食べ方をより楽しむには、噛み応えがあって、すぐに口の中で溶けてしまわないもの、例えばドライフルーツや、干し芋、ハード系のパン等が向いています。

また、ダイエットという切り口だけで考えると、甘いケーキやスナック菓子は不向きですが、マインドフルネスという切り口で考えると、「あまり好きではないけれど、体に良い食べ物・噛み応えのある物」よりも「じっくり味わいたい!と思える好きな物」をチョイスする方が、食べる事により集中でき、マインドフルネスが深まりやすくなります。

この方法は、コーヒーやお茶などの飲み物でも実践可能です。口に含んだ後、テイスティングをする様に温度や香りに全意識を集中させ、飲み込んだ後、喉を通り過ぎていく様子までじっくり感じてみましょう。

まとめ|マインドフルネス的おやつの食べ方でおうち時間を快適に

「マインドフルネス的おやつの食べ方」はいかがだったでしょうか?

この様におやつの時間をマインドフルに過ごす事で、食べ過ぎを防ぎ、目の前にある「おやつ」を存分に楽しむ事ができます。

自宅で過ごす時間が長くなると、ついおやつを食べ過ぎて太ってしまったり、新しい生活様式に慣れずストレスを感じているという方は多いかと思います。

是非マインドフルネスを実践して、おうち時間を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?