多くのビジネスパーソンがさらされているストレス。食事でケアをすることはできるのでしょうか?そこで管理栄養士が食事でのストレスケアについて解説します。

そもそもストレスって何?

ストレスの原因をストレッサーと呼び、これには仕事のストレスなどの心理的要因の他、寒さや暑さ、湿気などの物理的な要因も含まれます。ストレッサーにより、イライラや胃腸の不調、頭痛などの症状が起こります。これがストレス反応です。

ストレスはコントロールできない?

ストレス反応は自律神経の乱れが要因のひとつ。この自律神経は呼吸や体温調節など生きていく上で必要な機能を調整しており、自分でコントロールすることができません。

そのため、ストレスケアではストレスの要因を取り除く事とともに、ストレス反応に対応したケアをすることが大切になってくるのです。

ストレス時の食事ケア

ストレスの症状に対応した食事をすることがポイントですが、一部の栄養素はストレスにより必要量が高まると言われています。そのため、これらの栄養素を意識して摂る必要があります。

1.たんぱく質

体内のたんばく質は絶えず分解と合成を繰り返していますが、ストレスがかかると分解が通常よりも活発に行われます。その為、たんぱく質は意識して摂る必要があります。肉・魚・卵・大豆製品に多く含まれています。

2.ビタミンB1、B2

ストレスに対して体は自分の身を守ろうと、防御反応を起こします。防御反応が起こると副腎からホルモンの分泌が活発になり、ビタミンB1、B2が消耗されやすいと言われています。

ビタミンB1は玄米や発芽米、豚肉、うなぎに、ビタミンB2はレバーやうなぎ、乳製品、納豆に多く含まれています。

3.ビタミンC

ビタミンCもビタミンB1やB2同様に副腎からのホルモンで消耗されてしまいます。パプリカ、キウイ、柿、モロヘイヤなどに多く含まれています。

4.カルシウム、マグネシウム

ストレスがかかると、カルシウムやマグネシウムの尿への排出が高まるとされています。カルシウムはチーズなどの乳製品、小魚、モロヘイヤに、マグネシウムはしらす、油揚げ、納豆、あさりなどに多く含まれています。

次回の「食事でストレスセルフケア2」では、それぞれの症状に対応したおすすめの食べ物をご紹介予定です。


永吉みねこ
管理栄養士
「献立に悩む女性のための出張料理&栄養レッスン」主催。 簡単・おいしい・栄養◎なレシピをモットーに1,000以上のレシピを提供。
レッスン受講者は300名以上。女性セブンや各種WEBへのレシピ記事提供、栄養カウンセリングも行う。
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