元サッカーセルビアA代表のコーチであり、キングカズこと三浦知良選手のパーソナルコーチの喜熨斗勝史(きのし かつひと)さんによるコラムは、今回が最終回となります!

最終回のテーマは「1畳で出来る在宅トレーニング」の上級編です。ぜひチャレンジしてみてください!


喜熨斗 勝史(きのし かつひと / 1964年10月6日 生まれ)

  • 日本サッカー協会公認S級コーチ(監督・コーチ・フィジカルコーチ)

日本のサッカー指導者。東京都練馬区出身。日本体育大学、東京大学大学院修了。Jリーグでトップチームのコーチを歴任したのち、中国スーパーリーグに移籍した。2016年から、中国スーパーリーグでは唯一の日本人コーチ。語学力を活かし、グラウンドでは英語、ポルトガル語での指導もできる。


まだ、前回の記事をご覧になっていない方は、まず「初級・中級編」からお試しください。
なりたい自分を目指すLife Conditioning~在宅トレーニング【初級・中級編】~

また、初級・中級編にチャレンジしてみたけど、少しハードで続けられなかった… という方は、喜熨斗さんオススメの「在宅ウォーキング」から取り組んでみるのはいかがでしょうか?
なりたい自分を目指すLife Conditioning~在宅ウォーキング~

運動をはじめとするセルフケアを続けるモチベーションがなかなか続かない… とお悩みの方は、まず、連載第1回のこちらの記事をおすすめします!
なりたい自分を目指す Life Conditioning

【記事一覧】
Vol.1 なりたい自分を目指す Life Conditioning
Vol.2 ~トレーニング編~
Vol.3 〜トレーニングのキツさとその効果〜
Vol.4 ~トレーニングの組み合わせ~
Vol.5 ~在宅ウォーキング~
Vol.6 ~在宅トレーニング【初級・中級編】
Vol.7~在宅トレーニング【上級編】

一畳のスペースでできる在宅トレーニング上級編

最終回は、欧州に輸出中のトレーニングの【上級編】を紹介します。前回に引き続き、一畳のスペースで出来るトレーニングです。是非、楽しんでください。

● 体幹(コア)トレーニング 復習

  • 体幹トレーニングは身体の真ん中だけでなく、色々な筋肉を複合的に鍛えることができます。
  • いきなり、強度の高いものにチャレンジするのではなく、自分の体調にあったものを選びましょう。
  • 続けていくことに意味があることをお忘れなく!

いよいよスタート!在宅トレーニング上級編

所要時間は「約30分」です。動きと姿勢維持の組み合わせでトレーニングは進んでいきます。下記を確認してから進みましょう。

  • 「30秒」の動きのあるエクササイズと、「15秒」の姿勢維持エクササイズを組み合わせます(中級編で行ったトレーニングの休憩時間に、姿勢維持を入れていきます。実質休憩時間が無くなりますので、5分間フルにトレーニングすることになります)。
  • 初級編と中級編を合わせたトレーニングです(エクササイズ間の休憩の代わりに姿勢の維持が加わります。とても厳しいトレーニングですので、 いきなりチャレンジしないでくださいね)。
  • 上級者向けです。
  • 全部で3セット。セット間は2-3分の休憩を挟んで行いましょう。

【SET 1】腹筋の強化

①-1【30秒】上体を上げた姿勢をキープしたまま、腕を上下に動かします。

①-2【15秒】手を止めて姿勢を維持します。

②【30秒】上体をひねりながら、左右の脚を入れ替えます。

②-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

③-1【30秒】上体を上げ、片脚ずつ上げ下げします。

③-2【15秒】脚を揃えて動きを止め、姿勢を維持します。

④-1【30秒】骨盤を上下に動かします。

④-2【15秒】動きを止め、姿勢を維持します。

⑤-1【30秒】左右入れ替え、骨盤を上下に動かします。

⑤-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

⑥-1【30秒】上体を上げ、両脚も伸ばして上げて、手を上下に動かします。

⑥-2【15秒】腕の動きを止め、姿勢を維持します。

⑦-1【30秒】両脚を揃えて曲げ伸ばしします。

⑦-2【15秒】脚の動きを止め、姿勢を維持します。

ここでSET1は終了です。セット間の休憩を2〜3分とりましょう。

【SET 2】背筋・肩・胸周りの筋肉強化

①-1【30秒】姿勢を保ったまま、片腕ずつ前に伸ばします。

①-2【15秒】姿勢を維持します。

②-1【30秒】姿勢を保ったまま、片脚ずつ上げます。

②-2【15秒】姿勢を維持します。

③-1【30秒】1と2を合わせて行います。上げる手と脚は対角(クロス)になる様にしましょう。

③-2【15秒】姿勢を維持します。

④-1【30秒】姿勢をキープしたまま、両足を開いたり閉じたりします。

④-2【15秒】姿勢を維持します。

⑤-1【30秒】姿勢を保ったまま、片腕ずつ前に伸ばします。

⑤-2【15秒】 動きを止めて、姿勢を維持します。

⑥-1【30秒】腕立て伏せを行います。

⑥-2【15秒】沈み込んだ姿勢で維持します(きつければ、両肘は伸ばしてOKです)。

⑦-1【30秒】腕を伸ばした姿勢で片手片脚を交互に上げます。上げる手と脚は対角(クロス)になる様に。

⑦-2【15秒】 動きを止めて、姿勢を維持します。

【全種目共通ポイント】姿勢を崩さずに、腹筋と背筋を常に意識して行いましょう。

ここでSET2は終了です。セット間の休憩を2〜3分とりましょう。

【SET 3】下半身の筋肉の強化

下半身のトレーニングは、すべて肩幅に足を広げて立った姿勢から行います。

①-1【30秒】スクワット。立った姿勢から椅子に座るような動作を繰り返します。
※しゃがんだ時に、膝とつま先が一直線になるように気をつけましょう。

①-2【15秒】姿勢を維持します。

②-1【30秒】ランジ。片足ずつ前に踏み出して戻します。

②-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

③-1【30秒】しゃがんだ姿勢のまま、細かくその場で足踏みをします。

③-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

④-1【30秒】腰を落とし、片足ずつ後ろに下げて戻します。
※バランスを崩しやすいので注意しましょう。

④-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

⑤-1【30秒】しゃがんだ姿勢で前後に細かくステップを踏みます。6歩前進したら6歩後退しましょう。

⑤-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

⑥-1【30秒】しゃがんだ姿勢から、左右交互に足を伸ばして戻します(その際、更に腰を落とせるとGoodです)。

⑥-2【15秒】動きを止めて、姿勢を維持します。

⑦【30秒】基本の姿勢からかかとを上げる・下げるを繰り返します。

これでFINISHです!!


いかがでしたか。今回のトレーニングはかなりきついので、気を付けて実施してください。

これで、今回の連載は終わりになります。日本人として、初の欧州代表チームコーチを務めているので、日本の代表としてそちらの方に専念します。今回の経験を、また記事を通して皆様にお伝え出来る日を楽しみにしています!

それまで、お互いに健康でチャレンジングな日々を送りましょう。今まで、ご覧いただきありがとうございました。では、NEVER GIVE UP & GOOD LUCK。