「ウェルビーイング」、最近耳にする人も多いと思います。


世界保健機関憲章(1946年採択、1948年発効)
Health is a state of complete physical, mental and social well-beingand not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)


一人ひとりの幸せ、豊かな人生とは何かと考える、これからの時代のキーワードだと思います。
自分らしく幸せに生きられることや、収入や健康といった外形的な価値だけでなく、キャリアなど社会的な立場、周囲の人間関係や地域社会とのつながりなども含めて自分らしくいきいきと生きられることをじっくり考えてみたいと思います。

そこで、まずは自分を大切にすること、セルフケアについて、実践できる小さな行動を提案したいと思います。

新聞の人生相談を読んでみる

私は、子どもの時にラジオの悩み相談を聞いて、大人も心配や悩み事があるのだなと思ったことを記憶しています。
新聞の人生相談を読んでみるのは、回答者の答えを予測するなどで、思考のトレーニングにもなると教えてくれたのは、知人でした。
確かに、回答者の傾向は掴めてきます。
そして、世の中には、こんな悩みがあるのだと、自分の知らない世界を垣間見ることもできます。
事実は小説より奇なり。
そんな、トレーニングをしておけば、同僚からの相談や、部下の悩み解決の糸口になるかもしれません。

80代、90代の人と話す機会をつくる

コロナ禍で、親戚と会う機会がめっきり少なくなってしまった人も多いでしょう。
そこで、意識して地域の高齢の人とお話する機会を持ってはいかがでしょうか?
多くの困難を乗り越えてきた人からの、話を聞くことができれば、今後の私たちの生活に役立つことや気づきも多いものです。
地域の歴史を長年研究している人から、話を聞けば、観光地以上に地元にも魅力的な場所があると気づくことでしょう。

会いたい人に、今日、コンタクトをしてみる

いつかやろう!は、永遠にない。
これは、事実のように思います。
会いたい人にも、都合があるので、とにかく、会いたいと思った人には連絡を入れて、会う約束をしてみてください。
それが、電話で話すだけだとしても、きっとあなたの心が満たされます。

給料日にお客様に感謝する

お給料は、会社から振り込まれるので、会社から給料を貰うと勘違いしがちだと思います。
でも、それはお客様がいるからこそです。
直接、顧客と接していなくても、メンバーのサポートや業務をしていることで、事業は成り立っているのです。
今度の給料日には、お客様を思い浮かべ、しっかり感謝をしてみてください。
自分の役割を改めて考えるきっかけにも、なってきます。


今回は、自分でできるセルフケアをご紹介しました。ぜひ、読者自身のセルフケアを教えてください。編集部で募集中です。

お問い合わせフォームよりご投稿ください>>
※「お問い合わせ欄」より、セルフケアについてご投稿いただけます。皆様のご投稿をお待ちしております。

ウェルビーイングに関するバックナンバー